1-10.新郎新婦が本当にやりたいことをゲストのタイプ別に実現できるパーティースタイル

家族とか親戚の人、会社の人、友達って、別々にパーティーするといいってわかってきたけど、じゃあ今まではなんでみんな一緒にお招きする結婚式が当たり前だったの?

いくつか理由は考えられますが、今までは少人数の結婚式プランが少なかった、というのが大きな理由の一つだと思います。

以前は家族や親せき、仕事関係、お友達だけでなく、新郎新婦の親御さんの仕事関係の方も、さらにはご近所の方もお招きするなんていうのが、珍しくなかった。

うわーっ!もうそれってお祭りね!

そうなんです(笑)。もっと古くは、新郎のおうちにみなさんをお招きして、食事をふるまうというスタイルでしたし。

古民家と、和装の新婦が家の前に立っているイラスト

その食事の支度とかは家族がしてたの?

そういう時にはご近所の女性たちがお手伝いしていたんですよ。でもだんだん生活習慣が変わっていく中で、そうした結婚式を行うのが難しくなってきたのです。

うーん、だってリナちゃんたちがそれをやろうとしたら、おばあちゃんやママがみんなのご飯を作るってことでしょ⁈ 私もお手伝いするの⁈

ウフフ、まさに猫の手も借りたい、ですよね。そこで結婚式のための会場が生まれ、ホテルやレストランのように、お食事の用意ができる場所も、結婚式のために借りられるようになったんです。

なるほどー!

そんな風に、結婚式のお手伝いを身内の人や近所の人が手伝うという習慣がなくなったように、とにかく大勢の方をお招きして盛大に!という結婚式の「当たり前」も、だんだん変わってきたんです。

あっ、そして全員一緒にお招きしなくてもいい、ってなってきたってこと?

ピンポンピンポン!大正解です!

大正解のイラスト

ご家族や親類の方たちは「リナちゃんは昔こんな子どもだった」というような、思い出話がとっても楽しいでしょう。でも会社の人にその話を聞かれるのは、リナちゃんはちょっと恥ずかしいということもあると思うの。

お友達、会社の人、家族、盛り上がる話題はそれぞれ違うので、ゲストのタイプ別にパーティーを分けて、それぞれにあった内容にすると、みなさまを楽しませやすくなるんです。

だから全員一緒に大きなパーティーだけじゃなく、ゲストのタイプ別に小さなパーティーがおすすめなのね。

お友達、会社の上司、家族・親戚のイラスト

これまでは小規模な会場でやろうとすると、ウェディングプランがなくて、新郎新婦がいろいろご自分たちで手配をしなければならなくて、負担が大きかった。

弊社は新郎新婦が全部準備しなくていい、必要なものは全部パッケージングされたウェディングプランつきで、そうした小さなウェディングパーティーをご提案しているんです。

お招きした人全員に楽しんでもらうのって難しいの?

世代や関係性が違うと、なかなか難しいのは事実です。私たちは「友人、仕事関係、ご親族が、どのくらいの割合で参加するか」「その中で誰に焦点を当てるか」を掘り下げてお話をうかがいます。

「これをやれば全員が盛り上がれる」というような魔法はないので、各テーブルのお話が盛り上がるようにする、着席メンバーの配置や、ゲームやトークの順番など、あらゆることで、ゲスト全員の「楽しい時間」を作っていきます。

いくつかのプランのイラスト

例えば自己紹介的な時間を作る、全員がほのぼのするようなお話をしてくれる人のトークを入れる、そしてそれをどういう順番で行うかによっても、盛り上がりが違ってきます。

うわあ、大変そう!

そのためにも、新郎新婦のご希望の、芯の部分を掘り下げてお聞きしておくことが大事なのです。

例えば「こういうゲームがしたい」の後ろにある「なぜお二人はこのゲームがしたいと思っているのか」を知ることで、そのゲームが最適なのかも検討して、そのご希望に最も叶う選択肢をお出しするのが、プロの役目です。

なんかかっこいい!

いえいえ、答えは新郎新婦がお持ちなんです。私たちはよく「Whyの追求」と言ってますが、なぜそれをしたいのか、新郎新婦に「もっともっと教えて!」ってくらいに(笑)お聞きするんです。お二人が本当に望んでいることを実現するために。

へー、いっぱいおしゃべりするうちに、その人のことがもっとわかるのね!

頼もし~い!

mameが目がハートマークで手を合わせて頼もしい〜と言っているイラスト