1-7.ウェディングプランナー、それぞれのウェディング

結婚式って、いろんな形があるのね。NOVICさん自身や、一緒に働いている人たちも、みんな結婚式をしたの?

えー、自分の話はちょっと恥ずかしいから、ウェディングプランナーとして働く、現場の仲間の話をしますね。

ずるーい、NOVICさん!でもいいや、聞かせて聞かせて!

入社前に結婚式をしたAさんは、ベテラン美容師としてバリバリ働いてきた新郎のおばあさまに、ヘアメイクと着付けをしていただいて、フォトウェディングを行ったんですって。

自分の結婚式でおばあちゃんに髪を結ってもらっているイラスト

わあ、素敵!

彼女は入社後、弊社の「旅するフォトウェディング」のプロモーションに、モデルとして参加したんです。

その時に感じたのは、撮影までにお二人で過ごす時間がしっかりあるから、スタジオ撮影や普通のロケーションフォトよりもリラックスして撮影に臨めるってこと。

お二人でオーベルジュに旅をしてきて、美味しい食事をして、日常とは違う豊かな時間を過ごして、その中で撮影が始まるから、緊張感なくスタートできるって。

わかるわかる!リナちゃんがかわいい小物とか私の周りに置いてすぐ写真撮ろうとするけれど、なんか緊張しちゃうもの。

そこで美味しいおやつとか食べさせてくれて、なでてくれたりしてからなら、もっとかわいい表情できるわ!

そうです、まさにそういうこと!

それに、あとで写真を見た時に、撮影の時のことだけじゃなくて、その前後の旅の思い出も一緒によみがえるでしょう。
「私たちの結婚記念日」「あの日の気持ちを写し取った写真」という気持ちが強く感じられる、そんな撮影できるのが、旅するフォトウェディングの魅力ですから。

なるほどね~。リナちゃんはどんな写真を撮るのかな~、楽しみ!でも結婚式ってしない人もいるんでしょ?

ええ、Bさんは結婚当時あまり予算もないし、引っ越しとかお金かかるからって結婚式をしなかったの。

でもだいぶ経ってから、実は妻さんは「家族を旅行に連れて行って、旅先で結婚式したかったな」って思ってたって聞いてびっくりしたって。

夫婦で宅飲み中、奥さんの衝撃告白にショックを受けているイラスト

えーっ!

だからこのあと子育ても一段落したら、家族みんなで海外旅行でもして、妻さんの夢をかなえたいなって。

そしてそのあとで会社の仲間たちを呼んで「CHEERS!」でパーティーもやりたいんですって。

そっか、結婚するときだけじゃなくて、結婚何周年とかで結婚式するのも素敵!

そうなんです。結婚式は新郎新婦の、そしてゲストにとっても、いいタイミングのときに挙げるというのでいいんです。

Cさんが担当した新郎新婦は「コロナ禍でパーティーなんてしてていいのかしら」と悩んでいたんです。

あー、リナちゃんも時々それ言ってる!でもやっぱりみんなをお招きしたいなあって。

そうですよね。大切な人たちがコロナになったら大変! でもやっぱり特別な一日を仲の良いお友達と過ごしたい、という気持ちで揺れ動いてて。

そこで20名程度の少人数で出来るウェディングパーティープランを探して、弊社にお越しくださったんです。

テーブルには1卓4名様、テーブルの感覚を1メートル空けて……といった対策をいろいろして。

なんかちょっと、ポツンポツンって区切られてる感じにならなかった?

例えば飛沫対策のパーテーションがあると、区切られてるって感じになりやすいですが、パーテーションにお二人の写真を貼って、装飾として使ったり。

わあ、それはすごくいいアイディア!

ですよね!そして幹事様を始めゲストのみなさまも積極的のお二人を盛り上げてくださって、とっても素敵なパーティーになったんですって。

担当の新郎新婦の結婚式を背後から見守りながら感動して泣いているプランナーのイラスト

ウェディングパーティー、あきらめなくてよかったね!

そう、やって後悔することよりも、やらないで後悔することの方が多いって、mameちゃんと同じことをDさんが言ってました。

いいこと言うわね!

DさんはAさんと同じく入社前に結婚式をした人なんですけど、その時は媒酌人を頼んで……。

媒酌人ってなあに?

んー、つまり生みの親ではないけれど、お二人の結婚を見守る、親代わりの人、みたいなものかしら。

昔ながらの結婚式では、会社の上司とかすごくお世話になった人とかに、媒酌人として結婚式に参加してもらったの。

つまりこの媒酌人がいるってことは、Dさんが挙げたのは格式を大事にする結婚式だったってこと。

なるほどね!

今思うと、大変なことがたくさんあった結婚式だったけど、とにかく結婚式はやってよかったって思ってるそうよ。

結婚式で久しぶりに親類が集まったり、学校時代のお友達が集まったりして、それをきっかけにまた親しく付き合いだしたりするの。

新郎新婦が、ゲストを結びつけるのね。

その通り!mameちゃん、すごい!

結局Dさんはその後いろいろあって、そのパートナーとは別々の道を歩むことになったのだけど、結婚は良いものだし、結婚式もまたやりたいんですって。

きっと結婚式、楽しかったのね。

Dさんいわく、ドレスを着るとか、もう今だとちょっと気恥しいんですって。でも弊社のカジュアルウェディングなら自由に結婚式が作れますからね!

新しいパートナーと、ペットのウサギと一緒に、旅するフォトウェディングをやってみたいんですって。

うさぎを草原放つウェディングドレスを着た女性のイラスト

わ~、素敵!私も旅に連れてってほしいな!